2009年10月3日土曜日

筋肉量

ダイエットをするとき、もし近くにアドバイスをすることができる人がいると
「運動は適度にやりましょう」
といったことを言われたことがあるかもしれません。

普段運動をしない人にとっては、
無茶な条件という風に思うかもしれません。

しかし運動をしなければならないのにはれっきとした理由があります。

もちろん、

アドバイスをしている人のいやがらせでも何でもありませんから、
念のため。

ダイエット期間を抜け出せば、普通の食生活に戻すこととなります。

ところで、普通の食事に戻すと、
再び体重が元の状態に戻ってしまうイメージはありませんか?

確かにダイエット前の食事量に近く戻してしまうと、
摂取カロリーが増えます。

ですから、そのままにしておくと、
再び体重が増加してしまう可能性はあります。

実は、ダイエット後に食事をある程度の量に戻しても、
なかなか体重が増えないようにするために適度な運動が必要なんです。
運動をすれば、おのずと筋肉がついてきます。

この筋肉が、体重のリバウンド対策にはどうしても必要な存在なんです。

筋肉は、われわれの身体の中で最もカロリーを使う部署です。

ですから日常の動きを筋肉の量の多い人と少ない人が
同じようにやったとしても、使われるカロリーの量に差が出てくるわけです。

もしダイエット期間中に、
適度な運動をするような習慣をつけていれば、筋肉の量が増えて生きます。

このため、たとえ昔食べていた食事の量にまで戻したとしても、
筋肉が消費してくれますから、すぐに体重がリバウンドする
ということを防ぐことができます。

ところが、ただ単に食事制限だけでダイエットをした場合には、
筋肉の量が増えていません。

逆に入ってくるカロリーの量が減ったことによって、
カロリーを無駄に使う筋肉を減らそうとします。
ですからむしろ、筋肉は前よりも減っている可能性があります。

ということは、もしリバウンドを起こしたとしたら、
筋肉の量が少なくなっていますから、
なかなかダイエットに成功できなくなってしまいます。

このような事情があるから、ダイエットには適度な運動といわれるわけです。

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